asagao’s blog

asagaoの観察日記。

モンテ・クリスト伯 読書メモ36

モンテ・クリスト伯〈4〉 (岩波文庫)

モレル家の人々。

モンテ・クリスト伯の喜び。

復讐に捧げた日々の中で、モレル家の人々と過ごす時間は麗しい。

何年経とうともその恩を忘れず、何とかして「船乗りシンドバッド」を探しだしたいと語るモレル家の人々。

それを、そっと慰めるモンテ・クリスト伯

喜びに心は膨らむ。

この場面のラスト。


モレル氏の最後の言葉。


これは、涙なしには読めない。


モレル氏だけは、誰にも分からなかった秘密が判っていた。

モンテ・クリスト伯が、そのあとすぐにその場を辞したのも、やむを得ない。

しかし、誰よりも知ってほしい人に、

すべて分かって貰えた喜び。

これは、何物にもかえがたい。