asagao’s blog

asagaoの観察日記。

日本が無限に輸出できる資源は漫画。

資源の無い国、日本。

その日本の唯一溢れる資源は漫画とアニメだと思う。

一番の功績は手塚治虫。

漫画がただの娯楽ではなくなり、哲学書の意味合いを持った。

そして、それが今も続く。

ヒットする漫画には作者の哲学がある。

ヒットしない漫画には哲学がない。


最近読んでいるHUNTER×HUNTERにも哲学がある。

進撃の巨人にも哲学がある。




それが、正しいとか正しくないかは問題ではない。

作者は、ただ自分の脳内に映る世界を描写している。

作者の見る世界での真実。

作者の見る人生。

作者の見る人間。


そこに答えを求めて読む訳ではないが、読者はそこで他者の人生を見る。


他者の生き方を、人生を見る。

そこに生きる人間を見る。


人間とは何か。

人生とは何か。

生きるとは何か。


ただ、漠然と他者の人生を見る。

共に泣き、笑い、驚き、怯え、悩み、迷い、恐れ、決断する。

物語を生き、楽しむ。

他者の人生を楽しむ。

これは読書の醍醐味だ。

人は一度の人生しか生きられない。

リセットは出来ない。

しかし、読書をすれば様々な人生を歩める。

何度も生まれ。何度も生きる。

そして、それは自分の人生経験のように、血肉となり決断力や判断力を高める。

かつて、本は貴重品だった。

その価値の所以がここにある。

精神の栄養源。

人生のエッセンス。

自身の人生を価値あらしめる為、必要不可欠な知恵の源泉。

そして、現代最も多くの人の目にふれるのは漫画だ。

小説や哲学書を読まなくても、漫画なら読む。

興味の無いパンフレットの文字は読まなくても、添えてある漫画やイラストは見る。

そんな人は多いと思う。

目から入る情報が文章よりも格段に多い漫画。
人の注意を引き付ける力を持つ漫画。

そして、もうひとつの漫画の強み。

漫画には言葉の壁は無い。
チャップリンの無声映画のように、見ればある程度分かる。

翻訳さえ出来れば何処へでも輸出できる。

効果音の追加は大変かもしれないが。

日本は環境に恵まれている。

これから更に、優れた才能を持った漫画家が沢山現れると思う。

作品を発表する場も整えられた。

かつては権利を持つものが、才能を潰すこともあった。

しかし、今は違う。

才能のある者は、いくらでも発表ができ、資金を募ることさえ出来るようになった。

優秀な作品は国や出版社が保護すべきだ。

もう、そのような時代だと思う。


書籍は画集などコレクション的な意味合いが強くなり、紙の本は貴重品となる。

出版社は、いかに優秀な作者を見つけ出し保護するかに命運がかかってくる。

応募を待つ時代はとっくに終わっている。

探し出し、大切に育て、世界的に売り出す。

個人では限界があるマネジメントを中心として、出版業界を立て直してはどうだろうか。


今日は歯磨きをしながら、そんな事を考えていた。

鈴虫の声を聞きながら。