asagao’s blog

asagaoの観察日記。

HUNTER×HUNTERで見る状況認識能力。

失敗する人、失敗しない人。

実績を出せる人、実績を出せない人。

人生が選択の繰り返しであればこそ、その選択に必要な情報をいかに、より多く読み取るか。


それによって、人生は180度変わってくる。


同じ状況に置かれた時、人によって読み取る情報量が異なるのは何故か。
読み取る情報が多い人は何を見ているのか。


レベル1
目に見える事しか理解できない人。


レベル2
目に見える事から、その成立背景を推察できる人。


レベル3
目に見える事から、その成立背景とその未来まで理解する人。
見えることから、見えないことを見る能力に優れる。


レベル3は、1を聞いて10を知る人。

HUNTER×HUNTERで言えば、ネテロ会長レベル。


HUNTER×HUNTERの登場人物の主要キャラの多くは、与えられた環境で離れた場所の状況を推察する。




その中で、特にキルアが優れている。

蟻編でコムギの存在に一早く気づいた。


メルエムの立ち位置、立場、プライド、心理、状況証拠、護衛軍のありえない行動。

自分に与えられた情報をパズルのように並べ、空いている空白にふさわしいパーツをいくつか作る。

それらの中で、違和感無く繋がるのはどのパーツか。

キルアは、確証を得るためにテストする。

プフの前に、コムギを連れて出た。


結果、正解。

推察通りの行動をプフが取った。



人生は、この繰り返しだ。



例えば。

BがAを侮辱したとする。



レベル1
Aは、ただ落ち込む。または、腹を立てる。


レベル2
Aはこの人は何故、自分を侮辱するのかを考える。



レベル3
Aは侮辱した人間が、Aに対して劣等感を抱いていることを知る。

また、その侮辱によってAがどんな反応を示すかを見ようとしている。

相手が萎縮し、悲しみに陥れば、劣等感を感じているBが優位に立てると考えての行動である。

このBの本質は、非常に小心で臆病。

Bはこちらが、その侮辱に微動だにしないと知ると一転して狼狽するタイプ。


レベル1から3の思考には、このくらいの差がある。


第三者から見れば、「BがAを侮辱した」という事実。


その第三者を、先ほどのレベルで分ける。

レベル1。
AはBにバカにされている。
Bの方が優れているんだ。

レベル2
AさんがBさんに侮辱されている。
Aさんは侮辱されるような人ではないのに。
Bさんは酷い人だ。

レベル3
Aさんを侮辱するなんて、Bは終わったな。
Bの評価は最低レベルにまで落ちた。


これが、「英雄、英雄を知る」のカラクリ。
状況認識能力、価値観が等しい人間同士は話が通じるのが早い。

このレベルが違いすぎると、相手を説得することが非常に難しい。

目に見える世界が同じでも、認識されている事実が真逆の場合があるからだ。

だから、話が食い違う。

「何故分からないんだ!こんなに簡単な事なのに!」と、お互いに思うことになる。

この場合、認識のズレを補正することから始めなければいけない。

これは、非常に困難な問題だ。


真実を読み取る事が出来、正しい判断を下し、間違いない選択を出来るのは、レベル3。

このレベル3の根底にあるものは、他者への関心。
他者への感謝。

唐突に感じるかもしれないが、他者を侮蔑し、他者への感謝を持たない者は、例外無く状況認識能力が低い。

レベル1のタイプほど、傲慢で他者への配慮に欠け、自分中心の思考を持つエゴイズムの権化。


分かりやすく言えば、ゴミを出す時ゴミを投げ入れるタイプの人間だ。ゴミ収集場にゴミが散らかっている状況を作り出す。


ゴミ回収車両で回収の人が来たとき、ゴミを集め積み込むのに多大な時間を掛けねばならないようなゴミの出し方をする。

分別もしない。

見えなければ構わないといって、入れてはいけない物を隠して入れる。

迷惑になるからと注意しても、「なんで?大丈夫だよ。整えてゴミを出すなんて無駄な労力。バカじゃないの?」という考え方。


回収する人を見下している。


回収したゴミは、資源ごみなら更に手作業を加え分別、リサイクルしていく。

出す人が怠った作業は、その人達が倍の作業をして補う事になる。

それが、「見えない」。

それは、「関係ない」。

なぜなら、「自分は特別だから」。


ここで、レベル3のネテロ会長風に言えば、

「感謝」が足りない。

ゴミ回収車が来てくれなかったらどうなるのか。

大量の段ボールや、燃えるゴミ、燃えないゴミ、缶、ビン、ペットボトルを、社内の誰かが軽トラックに載せて、毎回運ばなくてはならない。


その誰かが、もしくは、自分がやらなければならない仕事をしてくれる方がいるから、自分は自分の仕事が出来る。

だから、感謝を込めてゴミを出す。
持ちやすいように、積み込みやすいように、分別しやすいように。



本を読めば分かる。


例外無く、一流は「感謝」する人だ。

自分に関わる全ての人、世界に「感謝」する。


飛行機のファーストクラスに乗る一流は、CAに「感謝」する。

ビジネスクラスに乗る三流はCAを怒鳴り、顎で使う。

「感謝」する人は視界が広い。心が広い。そして細心。小さなことに気づく。

小さな事から大きな事まで、よく「見える。」


だから、間違えない。

だから、成功する。

この事実は知るべきだ。

そして、誰もが一流であろうとする心意気を持つべきだと思う。

そうすれば、社会はもっと美しく、尊く、素晴らしくなる。

誰もが、気持ちよく快適に暮らせるようになる。